任地ラカイについて話します。パート1 協力隊の任地紹介

Osiibye otya nno? (今日はいかがお過ごしですか?)

菊山です。今回は、私の任地について書きたいと思います。書くことが多く長くなるので、2記事に分けてお伝えしたいと思います。

 

ラカイへのアクセス

ウガンダの首都カンパラから、南西に約200km行った先にあるラカイという町が私の活動場所です。200kmだけ聞くとそんなに遠く感じませんが、道の舗装は悪く、また乗客を乗せては降ろしてを繰り返しながら進むので、5〜7時間ほど掛かってしまいます。ウガンダでタクシーやマタトゥと呼ばれるトヨタハイエースに、20人弱の人がすし詰め状態になって移動するこの時間はほんとに過酷です。

それも、ドライバー達は飛ばせるところは思いっきり飛ばすので、カンパラから途中のマサカという街までの区間は地元のウガンダ人からもDeath Roadと呼ばれる事故多発エリア。任期中の移動時に事故に合わないことを願うばかりです。

 

位置について詳しく

wikipediaのラカイの記事はしばらく更新されていないようで、ちょっと違っている所があるので詳しくお話しします。2017年にKyotera districtがRakai districtから分離し、ラカイの人口も面積も半分ほどになりました。以下の図もちょっとおかしいですが、大体ここら辺。

その分離のため、ウガンダの代名詞、ヴィクトリア湖にも面すことなくなりました笑。その代わり(にはなれませんが)、ラカイにはキジェインバローラ(チジェナバローラ)湖という湖があります。ラカイタウンの水道水はこの湖から取った水に塩素をブチ込んだ物が流れていますし、住民は魚釣りもこちらでしている、市民の生活を支えている湖です。運が良ければ(悪ければ)、野生のカバに遭遇することも!?

子供達がマッドフィッシュと呼ばれる小さい魚をたくさん釣っていました。ヴィクトリア湖ほどの知名度はありませんが、ここ最近ビーチの開発なども行われており、市民に愛される湖となっています。

 

エイズと海外ボランティアについて

ウガンダ国内で初めてHIVウイルスへの感染者が見つかった町、ラカイ。

そういった背景から、一時期は世界中から研究者や医療関係者、たくさんのNGOが入り活動していたそうですが、日が経つにつれ支援は減り、ラカイ病院で物資や技術提供などの活動していたアメリカの団体も今年4月頃帰国したようで、今では自分がこの町で唯一の外国人です。それも2年という長期で居るような外国人は稀。町を歩けばMuzungu(外国人)やMuchina(中国人)と子供からよく言われるため、その都度自分はMujapani(日本人)だと教えて回っていたら、最近はMujapaniと呼ばれるようになってきました。名前でなく日本人と呼ばれるのもなんか可笑しいけど。笑

この地域には、今でも不定期でアメリカやイタリアやカナダから支援があっているようですが(先述の医療系の支援の他に、教会に楽器や聖書を寄付してもらったりといった宗教関連の支援が多いよう)、着任してこれまで、町で自分以外の外国人は一度も見ていないですね。

 

生活環境

デンマークのNGO、DANIDAが以前この町で活動していた際に住んでいたDANIDA Villageと呼ばれるエリアで僕は今生活しています。周囲は、おそらくDANIDAが来た時に建てられ、デンマーク人が生活していたであろう同じ形の家が並んでいて、それを今僕とウガンダ人が使っています。古くなっていて、色々欠陥だらけの家の詳細はまた別の機に紹介します。笑

蛇足ですが、ここラカイとチョウテラ(Kyoutera)という少し栄えた町を繋ぐ舗装道路(これもまた古くなっていて状態は良くない)もDANIDAが作ったそうです。彼らは今、ウガンダの北東部にあるカラモジャという地域に活動拠点を移したようです。

ウガンダ国内の多くの地域でもそうですが、メインの産業は農業になっています。農家のほとんどが食用バナナやキャッサバやコーンを育て、生計を立てています。しかし、ラカイは同国内の他地域に比べると降雨量は少なく、年によってばらつきもあるため、収穫量と収入も年によってばらつきが出てしまっているようです。

ラカイは中央ウガンダと呼ばれる旧ブガンダ王国の支配していたエリアに属し、首都カンパラでも話されるガンダ語を話す民族が主に生活しています。

宗教では、Born againとカトリックが多い印象。国民の10%を占めるイスラム教の方とは、ここラカイではあまり会わないですね。

 

人喰い人種について

世界には、人を食べる人種が居ます。英語で”人喰い”や”共食い”という意味を持つcannibalismという言葉をYoutubeで調べると、一番最初に出てくる動画がラカイの動画です。ラカイには人喰い人種が今でも生活しいるそうです。

見た目では誰がそうだとは判断出来ないため難しい。いつも良くしてくれる別の町出身のウガンダ人から、「ここの人たちとあまり仲良くなっちゃダメだ」と忠告されました。そう言われてもフレンドリーな人が多く、色んな人とめちゃくちゃ仲良くなっちゃってますが・・・

病院に勤めている、また別の町出身のウガンダ人から聞いた話では、病院スタッフでチームを組んで家庭調査をしている時に、人喰い人種の人たちが3歳の自分の子供を儀式に捧げているところに遭遇して、危ない状態だったその子供を救ったとか・・・

まぁ色々言われるものの、外見では誰がそうなのか分からないし、自分はそういう人たちとは未だに会ってないのかもしれないけど、これまで任地で関わってきた人たちはみんなとても良い人ばかりで、任地で生活するのはすごく楽しいです。明るい時間帯に行動する分には全くもって安全に生活できますし、自然豊かで時間もゆっくり流れる良いところなので、機会があれば足を運んでいただければと思います。

次回に続く。

🏠任地ラカイと活動について
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ウガンダ.com 管理人 菊ちゃん
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