養鶏を始める 鶏小屋を建てるまで2

どうも、五級建築士の菊山です。

前回の続きで、鶏舎完成までの過程を紹介しています。

前回の記事はこちら

今回は材料調達のその後、メインの鶏舎建設について書いていきます。

 

鶏舎建設開始!

自分は今まで工作程度の経験しかなく、建物の建て方なんて分からないので、インターネットで色々調べますが最終的に、
「人が住むわけじゃないし、あまり気にしなくて良いか」
と自己流で建設することに。

とりあえず基礎工事ために、鶏舎の予定のサイズに合わせて場所をとり、枠を掘り始めました。

これがキツすぎて、1日で終わらず、次の日にしようと諦めて帰ったら、翌朝にそこの家の息子が掘り終えてくれていました。予定よりだいぶ浅いけど・・・まぁ、良いか。

嬉しかったのも束の間、
「給料払ってくれ」
とのこと。ぃゃ、これお前の家族のために建ててるから。もちろんあげませんでした。

そういうわけで、新しい仲間が出来ました。Danです。
この日からDanという、随分適当な奴と作業を進めていきます。

自分の中では、この堀った場所にコンクリを流し込み基礎とする予定でしたが、Danが言うことには、
「そんなのは必要ないから、最初からレンガを積んでいこう」
とのこと。確かに大きな地震の心配がないウガンダでは、基礎はそれほど重要でないのかもと思えたこともあり、レンガをダイレクトで並べ始めました。

言葉が通じないので、二人とも無言で黙々と仕事します。それでも、全然進みません。

毎日行ってはちょこちょこ仕事を進めます。

ウガンダは今雨季なために、一日のどこかで雨が降るので、丸々一日働くことが出来ず、進捗が悪かったです。

村に通い始めて数日目、雨上がりに現場に向かうと、新しい仲間が増えていました。

彼はセメントと砂を丁寧に混ぜ、生コンクリイートを拵えてくれました。三日くらい来てくれて、ちょこちょこ働いてくれたこの子。

額に汗かいて、一生懸命頑張ってくれたこの子。

頑張ってくれたのは良いんだけど・・・君は一体誰なんだい?笑

これ以降、彼の姿を一度も見ることはありませんでした。。。

謎の男の子が三日ほどせっせと生コンを作り続けてくれたおかげで、結構形になってきました。

トタン屋根は熱を通してしまうので、高さをある程度高くし、窓大き目で通気性を良く設計してみました。

また、ニワトリは1.2〜1.5mジャンプするらしく、遊ぶ用の止まり木も設置してみました。

レンガを予定の高さまで積み上げるつもりが、買ったレンガの質が悪く、いくつも破損したため数が足りず、少し妥協して屋根の設置に移ります。

 

鶏舎建設終盤!

始める前の意思疎通で、自分のイメージとDanのイメージが違うような気がしたので、彼主導で骨組みを作っていきました。

骨組みが終わると、今度はこれにトタン屋根を打ちつけていきます。

トタンの、下に骨組みがあるところの上を歩くのですが、午後の光を受けてめちゃくちゃ熱を持ったトタンで足の裏火傷するかと思いました。

ちなみに、屋根の角度はトタンのような金属屋根の場合、最低5.7°の傾斜が必要とのことで、6〜7°くらいになるように設置しました。
傾斜が小さいと風などへの耐久性が上がりますが、雨などが溜まりやすくそれによる腐食などが起こることがあるそう。日本と違って積雪などの心配もないので、これくらいで良いかと考え、設置しました。

最後は窓というか、金属のメッシュを貼っていきます。

良いものがないので、木の棒を適当な大きさに切って、それをレンガに打ち付け、窓枠にします。れんが、そんなに強くないので、せっかく丈夫に作った壁や柱にヒビや穴を開けていくDan・・・

何度か止めようか迷いましたけど、他の道具や手段がないウガンダの田舎ではしょうがないのかと諦めました。

この家に、使っていないドアがあったので、それもこのタイミングでつけます。

最後に、窓枠となる木の棒に金属のメッシュを留め、遂に完成です!!

長かった。途中任地を離れている期間がありましたが、材料を運びまくるところから数えて1ヶ月半〜2ヶ月くらい掛かりました。

 

養鶏スタート

現在はここに、ニワトリ4羽(オス1羽、メス3羽)を入れて、数を増やすために大事に育てています。

最初給料をねだってきたDanでしたが、無償で最後まで頑張ってくれました(自分の母親の家の鶏舎になるので、当たり前といえば当たり前なのですが笑)。

でも、自分の時間を犠牲に完成まで手伝ってくれたので、建設最終日に、手伝ってくれたお礼として、写真と自分が着ていない服を何枚かプレゼントしました。

手伝ってくれた嬉しさの反面、とても雑だったり、楽をしようとしたりするところがすごい目につき、ちょっと気になりましたが、結果ウガンダ人の建築の過程を知ることが出来て良かったです。

これに関しては次回、番外編として次記事にします。

また、今回の鶏小屋建設で、人生で初めてまともにセメントを扱って分かりました。あれ、めちゃくちゃ難しいです。モルタルを自由に扱う左官さん、今後大リスペクトします。

あと、まだ出来てないですが、将来的にニワトリを成長度によって分けれるよう、鶏舎内に仕切りを作ろうと思っています。

気持ち程度でしょうが、病気が流行った際の感染対策にもなる気がします。

完成したから終わりでなく、使ってみてアラが出てきてきたら修正を加え、最適化していき、次の機会があったらその経験を生かしたいと思います。

これからは、養鶏に関する知識を教えたり、定期的な清掃やケアが出来ているか確認する必要がありますが、とりあえずは一息出来ます。

次は、「養鶏を始める 鶏小屋を建てるまで 番外編」を書きたいと思います。

それでは失礼します。

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