ウガンダで最も話されている言葉、ガンダ語(ルガンダ)≠ウガンダ語について

Eladde bassebo ne banyabo! (エラッデ バセボ ネ バニャボ!)

皆さん、こんにちは。菊山です。

今回は、コミュニティ開発隊員として現地の方々とコミュニケーションを取るためのメインツールであるガンダ語(ルガンダ)≠ウガンダ語について記します。

ウガンダで話される言葉はたくさん!?

多民族国家のウガンダでは、部族によって話す言葉が異なり、細かく分けるとウガンダ国内には40以上の言語がある(場合によっては60近くとも)と言われています。
ただ、それら40以上の言語も三つ四つの言語体系に分けられ、同じ区分の言葉同士は方言程度の違いであったりするため、違う部族の人ともコミュニケーションが取れたりもするようです。

Languages_of_Uganda.png

職場の同僚たちは隣町の言葉を「話すことは出来ないけど聞いて理解出来るよ」ってよく言っています。
また、ルワンダの公用語に指定されているキニヤルワンダ(ルワンダ語)もガンダ語と結構似ているようで、大体のことは理解出来るとのこと。

これとは対照的に、北東のカプチョルワ県というケニア国境周辺で話されるカクサビン語(Kaksabin)はめちゃくちゃ複雑で、全く理解出来ないと聞きます。
上の言語体系の分布で見ても、カクサビン語はナイル諸語に当てはまるので、ガンダ語などバントゥー語話者にとっては単語から文法まで全く異なるため、同じ国の言葉でも理解は難しいですよね。

言葉が違っても同じユニフォームに袖を通して国の代表としてサッカーの試合に臨むウガンダ代表。

サッカーに限らずですけど、アフリカにはこういう国が多いっていうのは日本に居る時は考えもしませんでした。面白いですね。

ウガンダの公用語は?ガンダ語は公用語じゃない?

そんなウガンダ ですが、国際化の流れの中で、英語とスワヒリ語が公用語に選ばれております。元々は英語のみでしたが、独裁政治で知られるアミン大統領が1970年代にスワヒリ語を公用語の一つに指定し、のちの2005年に憲法に正式に明記されたからだそうです。
ただ、学校教育で使われる英語とは裏腹に、スワヒリ語は軍隊や警察官の間での使用に留まっているようです(ケニア国境付近の学校では精力的にスワヒリ語を教えている高校もあるそうです)。

しかし話者の数でいうと、英語を話す人よりも、旧ブガンダ族支配域で話されるガンダ語(ルガンダ)を話す人の方が多いです。その第一言語話者数は500〜600万人と言われています。首都のカンパラでも主にガンダ語が話されています。カンパラで売っている新聞は英語で書かれているものと、ガンダ語で書かれているものがありますし、テレビも主にこの二つの言語が混じった内容で放送されてます(ガンダ語で話していると思ったら、いきなり英語を話し始める不思議)。
それゆえ、過去にガンダ語を公用語にする話があったようですが、他の部族の反対もあって却下されたようです。

ガンダ語は時としてルガンダ語と言われたりもしますが、接頭辞のル(lu)が言葉や言語といった意味を持ち、ブガンダ族の言葉Language of the Bugandaという意味でLugandaとのことらしいので、それを訳して自分はここではガンダ語と記載させてもらっています。

先ほども述べましたが、ウガンダは多民族国家で、多くの民族がそれぞれの言葉に誇りを持って話しますので、ガンダ語=ウガンダ語とするのは間違いです。そのため、タイトルでは≠の記号を使わせてもらいました。

私の任地ラカイではガンダ語が話されているため、たった四日間でしたが首都近郊にある語学学校にて勉強させてもらいました。四日じゃ到底理解出来ませんでしたが涙

ちなみに、すぐお隣の地域ではニャンコレ語という可愛い名前の言葉が話されています。

ウガンダで最も話されているガンダ語、その特徴は?

名詞中心の言葉であるガンダ語はその特徴から、バントゥー(バンツー)語群に種別されます。サハラ以南で話される言語は大体がバントゥー語系で、有名どころではケニアやタンザニアで話される前述のスワヒリ語や、南アフリカの公用語の一つであるズールー語なども同じバントゥー語群に属し、共通する部分も多いと言われます。

勉強していて思ったのが、ガンダ語は一つの単語でいくつもの意味を持つものが多いです。
一番最初に覚えた動詞「ok-wagara」は欲しい・好き・愛してる・必要という複数の意味を持っていますし、
「oku-kola」という動詞は働く・する・物を作るという複数の意味を持っています。話の流れで意味を推測しなければなりませんが、逆に言えば少ない語彙力で済むということ。

また、英語からの借用語も多く、
PoliceをPoliisi、
NurseをNaasi、
EngineerをYinginiyaと綴り、
ローマ字読みに近い発音で話します。日本人の苦手なRの発音はガンダ語にはありません。単語を綴る際はRの文字を使いますが、発音はLの発音となります(eとiの後ではrと綴り、その他の場合はlを使うようです)。

ウガンダ人からよく「ガンダ語は簡単だからすぐに覚えられるよ」なんて言われますけど、あながち間違ってもないかなと思えてきます。

余談ですが、ガンダ語で唐辛子のことをPiripiri(ピリピリ)と言います。ウガンダ人も日本人もやっぱり同じ人間であり、どこかで繋がっているような気がしますね。

ちなみにガンダ語でリンダリンダ(linda linda)は待って待ってって意味です笑 機会があったら使ってみてください!

以上、ガンダ語についてでした!

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ウガンダ.com 管理人 菊ちゃん
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