コミュニティ開発とはなんぞや!?青年海外協力隊(JICA海外協力隊)の仕事紹介

こんにちは。
人見知りコミュニティ開発隊員菊山が、コミュニティ開発とはどういう仕事か、熱く語りたいと思います。草の根レベルで働く隊員の活動例も紹介します。

読み進んでいただくと、私が任地で実際に行っている活動を紹介したページへのリンクもありますので、ご興味のある方はご覧ください。

 

青年海外協力隊のイメージに一番近い職種

青年海外協力隊の話をすると、「途上国で井戸掘りするの?」なんて言われることが多々あります。

JICAの事業として、途上国に井戸を掘って提供したり、井戸を掘るための費用の負担などは行われていますが、実際に井戸を掘るのは協力隊員ではなく、雇った業者や専門家の方々。

ただ、掘った後の井戸の管理が適切に行われるためにフォローアップするのは我々協力隊員の仕事の一つです。

以前は村落開発普及員と呼ばれていたこの職種ですが、今では村落だけでなく、都市の更なる開発をサポートするためや、行政サービスの改善をするためにボランティアが要請されたりもするため、このところコミュニティ開発へと名前が変更されました

コミュニティー開発ではありません。
コミュニティ開発です!!笑

隊員の中では、長い名前を略してコミュ開コミ開と言われます。

私たちコミュニティ開発隊員に求められることは、発展出来ないでいるコミュニティに入り、現地の人と生活を共にし、外から来た人の目線で物事を観ることで課題を見つけ、住民が出来る方法で解決し開発のお手伝いをするというお仕事です。

分かり易く言うと、収入向上地域活性化生活環境改善などのお手伝い。
自分の居なくなった後も現地の人だけで開発が続くよう、住民参加型の活動を目指します

 

コミュニティ開発隊員の活動での注意点

一つ注意しないといけないことは、何故問題があるのかを正しく判断しないといけないということです。

宗教や文化的背景から、変えたくても変えれない習慣やシステムも多く存在します。
それらを外から来た人間が壊してはいけません。現地の人にない視点を持ちつつ、そこに住む人の考えや慣習を尊重する姿勢も重要となってきますので、安易に計画を立てたりも出来ません。
活動を始める前に、現地の生活に馴染み、地域の風習を壊さないよう自分の計画をしっかり判断するの必要があります。

自分も任地に溶け込めるよう現地語を勉強していて、住民と積極的にコミュニケーションを取るよう心掛けています。面白い話を聞けたり、会話から彼らの生活の一部が垣間見られたりして楽しいです。最初は黙って物珍しく見られていたのが、最近は向こうから笑顔で話し掛けてきてくれるようになりました。

 

コミュニティ開発隊員はなんでも屋さん

コミュニティ開発の応募資格に専門的なものはほとんどありません。それ故、色んなバックグラウンドを持った人たちが集まります(色んな話が飛び交うコミュ開の飲み会はいつも楽しい)。

開発のため、自分の出来る事、得意な事、過去の経験などを活かした様々な活動が行われます。

これまでの先輩方の活動例をいくつか上げると、

・一村一品活動として豆乳を作ってみたり
・燃料の節約や煙による健康被害を減らすために改良カマドの普及を行ったり
・手洗いや歯磨きの習慣習慣づけるため学校で活動をしたり
・女性の地位向上のために女性グループを作り、クラフト製品を作って売ってみたり
・マーケットでフライドポテト売ってみたり
・集会の活性化のためにオセロを流行らせて全国大会を開くまでになったり・・・

研修時に聞いた中でも面白かったのが、
元デザイナーの方が、住民の委員会への参加を活性化するためにIDカードをデザインし、住民の士気を高めた話。

これらはコミュニティ開発の仕事のほんの一部でしかありません。十人十色、百人百色、千人千色の活動があります。

海外でボランティアをしたいけど自分には何もないし・・・と悩んでいる方には、コミュニティ開発での応募をお勧めします。あなたにはあなたにしかない強みが必ずありますので。

菊山の活動紹介 クラフト編

菊山の活動紹介 養鶏編

 

ボランティアに対する住民の反応は?自分の抱負も

自動車整備士や学校の先生のように、仕事内容が容易に想像出来る職種に比べると苦労はしますが、自分がなんのために要請されたかを説明するとすぐに理解を示してくれます。

ただ実際に現地に入ると、住民たちは頑張ってまで開発を望んでないって場合がほとんどです。しかし、グローバリゼーションの進んだこの時代、開発が遅れた国は常に搾取される側に回ってしまうからそう悠長にもいられず・・・

先日、子供達と触れ合う機会があり、そこにいた少年の一人に「君の夢は何?」と聞くと、「分からない」と返ってきました。
ちょっとびっくりして、考える時間を与えてまた聞いてみても同じ返答。別の男の子に聞いてみても、にっこり笑って流されました。
おそらく、田舎の子供達は農園やレストランなど家業を継ぐ以外の選択肢がないため、考えることはなかったんだろうと解釈しました。

これから本格的に活動を開始しますが、自分の活動が少しでもこの子たちの世界を広げ、この子らが夢を持てるようになればいいなと深く思いました。

以上、「コミュニティ開発とはどういった職種か」の解説でした!

👨‍🌾青年海外協力隊について
スポンサーリンク
kikuchanをフォローする
kikuchan

ウガンダ.com 管理人 菊ちゃん
ひねくれ青年海外協力隊員が、赤道のちょっと南から、ウガンダの情報を独特の視点でお届け。ウガンダや協力隊に興味のある方、暇を持て余してる方が楽しめるサイトを目指します。

kikuchanをフォローする
ウガンダ.com

コメント

タイトルとURLをコピーしました